大出世までは行かないまでも、そこそこ人並に給料も増えてきてそんなに不満もない。だけど、世の中見てみると自分の評価、待遇って低くない・・・?
一握りの大企業や例外的な待遇の良い中小企業を除いて、世間一般の給料ってこの歳になっても大体500~700万円くらいじゃないですか?
無茶苦茶残業して800万に届くかも・・という方は世間並み以上だとは思いますがそんな生活を続けていくのも年齢的にも体力の心配もあるし、先が見え始めている頃ではないですか?
転職する必要のない人
前書きとして、こういう方は、転職しない方がいいと思います。
1.年収は600万円前後だけど家賃補助で月8万円会社から負担してもらってる。
2.所謂JTC(Japanese Traditional Company)で仕事もそんなに負担でもないし、残業も30時間程度、そんなに向上心もないし。
3.JTC、あるいは社長がとっても良い家族経営の会社で居心地も良くて退職金は2,000万くらいはもらえる見込み。
これくらいの状況の方は恵まれていると思います。
私も当時は年収700~800万円で家賃補助は無し、ただ仕事はそこそこで残業も30~40時間/月くらい。名前も世の中に知られていて居心地も悪くない。でも偉い人たちは親会社からやってくるのでプロパーの自分は出世できても課長止まり。
時代の流れもあり、このまま働いててもまぁボチボチ幸せに60歳まで働くんだろうなぁ。と思っていた頃でした。
私の場合は外部環境も変わって、クビにはならないだろうけど自分がやってる仕事もその内事業ごと無くなりそう、また昔やっていた業務に戻るのかと思っていたら漠然と将来を考えるようになりました。
当時はリクルートとかDODAさんが結構ネットで転職を煽っていた時期でしたが今ほど、情報が多かった訳でもありません。他社の給料も、OpenMoneyとかOpenworkがあったわけではないのでそんなに詳しくは分かりませんでしたが、それもあって「外の世界を見てみたい」「もっと世間に通用するようなスキルを身に付けたい」と若者のようなことを考えていたと思います笑
今となっては良い決断だったと思いますが今は違います、ちゃんと情報を仕入れて自分が本当に転職すべきかどうか、社会人としてのゴールをどこに置くか?
きちんと調べてから判断すべきだと思いますし、それが出来る時代だと思います。
35歳以上でも転職できる理由とは?
さて本題ですが、35歳以上でも転職は出来るのか?
答えは「YES」です。
他のエントリーでも書いてますが、
1.スキルを持った人材の各業界における人員不足
2.雇用流動化が急速に早まっている
3.35歳~50歳までの即戦力不足
結局のところ、今のあなたの会社もそうだと思いますが同じ世代の方って中堅で企業にとってはなくてはならない戦力なんですよね。そこの需要と供給がマッチしていない。
これに尽きます。
とはいえ、待遇のいい企業、世間でも有名な会社は当然人気があるので競争は激しいですがそういった会社は世の中に沢山あるんです。ただ気付いていないだけ。
なので自分の今までの経歴とやりたいことを整理してから転職サイトや転職エージェントなどから情報を集めましょう!思ったより自分の世界が狭かった、と気付くことが多いと思いますし、それは実際に転職してきた自分も転職活動をする度に実感することです。
私は何の特殊技術もない文系人間ですが、40代になってからも転職出来ますし未だに有難いことにお誘いも頂きます。40代の方でしたらこちらもご参照ください。
こんな人たちが転職している
身の回りでも少なからず中途入社の方とかと接することも多いかと思いますが私が見た中ではこのような理由・背景で転職されてる方がいました。
- 課長まで出世したけど現場感覚がなくなって、最前線の仕事に就きたい
- 課長まで出世したけど自分にはManager職はむかないと分かり転職
- バリバリ働き周りの信頼も厚く仕事も面白い。だが他社の友人より年収が200万も差がある・・
- 子供も巣立ったしそんなにアクセク働くのも疲れたのでそこそこの給与で、残業の少ない仕事をしたい
転職すべきか?という理由は人それぞれなので、あなたが迷っているのであれば考えている理由を箇条書きでもいいので書き出してみてください。
①年収を人並に上げたい(1,000万の大台に乗せたい)
②現在60時間くらい残業があるのでせめて半分くらいにしたい
③名の通った会社に憧れがある
④今の職種は自分に向いていないし漠然と将来に不安がある
などなど、ご自身の置かれた立場に応じて悩みは人それぞれです。
ただ、言えることは転職する決断を下さないことも一つの決断ですし、先ずは「(転職すべきかどうか)行動に移す」ことが大事ですね、先ずは調べることと何故転職の必要性があるのか?を考えることです。
他人にアドバイスを求めるのは良いと思いますが他人はご自身の人生に何も責任を持たないので、あくまで自分で決断すべきことなのです。
こんな人なら転職しても大丈夫
背景や家庭環境なども皆さん異なりますが、印象としては以下のような方は転職しても上手くやっていけていると思います。
- 周りに受け入れられるよう転職後周りの社員にうざがられない程度にコミュニケーションをとる
- 余程必要が無い限りは前職時代のやり方を語らない。自慢話はもっての外。
- 極力最初に関連する人たちに顔と名前を覚えてもらう。最初の三か月は猶予期間的にいろいろ聞いても大丈夫なことが多いので早めに社内のローカルルールやしきたり、前職とのお作法の違いを学ぶ。
自慢話まではいかなくても、意外と前職のやり方がスタンダードだと思って語り出しちゃう人って多いのですが、良いやり方を論理的に説明、紹介する程度ならOKですが、少しでも今のやり方を否定するような説明をするとどうしても人間、拒否反応が出ちゃうので、この点は本当に注意しましょう。
事実、最初はいきがって(?)前職の功績とか語り出しちゃう人って必ずいるのですが結構早めに警戒されたり陰口叩かれちゃうので笑
コメント
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