【2024年】最新の転職市場の動向は？～売り手市場なの？～

新卒社員の給料を大幅に見直ししたり、人手不足から定年年齢を延長するような企業もニュースで見るようになりましたね。

人材不足のように見えるから、転職市場は活況なのか、給料は上がるのか？

2024年時点での転職市場についてお伝えします。

非常に活況です！売り手市場です！

人気の業界は？

主な業界としてはIT・テクノロジー業界ですね。

特にITエンジニアやデータサイエンティスト、サイバーセキュリティ専門家などの技術職の需要が高まっています。

技術が日進月歩の業界でもあるので、専門スキルを持つ人材が求められていますね。

あとはサービス業と製造業ですね。

小売り関係や医療・製薬業界、ホスピタリティ業界などのサービス業や、製造業全般で活況となっており、こちらも人手不足を背景に積極的に採用を行っています。

人気の職種は？

IT・テクノロジー業界では、

• ITソフトウェアエンジニア
• データサイエンティスト
• サイバーセキュリティ専門家

が活況ですね。

クラウドサービス関連やSaasサービスのエンジニアはここ数年、常に人手不足で職にあぶれない状況ですし、最近ではビックデータ関連のビジネスも盛況のためデータサイエンティストやPython、Rのプログラマー、データベースに強いエンジニアも求められてます。

Chat GPTが昨年から大いに世間を賑わしてますがAIに関連した経験者の求人も増えてますね。

サイバーセキュリティ関連もまだまだ経験者が不足していることもあり、経験者の年収も大幅に伸びている状況にあります。

サービス業の関連で見ると、

• 看護師、介護士
• 医療技術者

の求人が増加しております。

高齢化社会でもありますので、専門的なスキルを持つ看護師、介護士の求人はこれからも常時、活況だと思いますね。

医療技術者で言うと、診療放射線技師や臨床検査技師など、専門的な技術を持つ医療職の需要が高まっています。

製造業では、

• 電気分野や機械分野でのエンジニア、オペレーター
• 品質管理、生産技術
• メンテナンス技術者
• サプライチェーン分野

製造業の中でも好調、不調の業種はありますが、いずれも共通しているのは団塊ジュニアの世代の方が続々と引退している状況でもあるので、30代、40代の次世代を担うコアとなる生産に携わる技術者不足が年々深刻となっている状況です。

求人ニーズが高くて待遇が良い仕事とは？

ITに関連した業務・職種が比較的好待遇

エンジニア系、IT関連がニーズが高く、かつ他に比べ待遇が良い状況です。

IT・テクノロジー業界のみならず、ITに関連した職種はたくさんありますので、以下のような業界ではITのバックグラウンドを持った方を好待遇で迎え入れる会社が増えています。

• IT・テクノロジー業界
• 医療・ヘルスケア関連
• フィンテック
• 再生可能エネルギー
• エンタープライズ・ソフトウェア関連

クラウド、AI、Saas、ビッグデータといったキーワードを聞かれることも多いかと思いますが、どの企業でもDX(デジタル・トランスフォーメーション)の名のもとに事業を拡張するためのIT投資、業務の効率化やデジタル・マーケティングへ繋げるといった業務ニーズが増えております。

とはいえ、皆さんがITエンジニアという訳でもなく、業務知識をバックグラウンドに、ITの知識・経験とともに自社のDX化を進めるためには内部の人間も必要なので、これからはどうしても業務知識＋ITというスキルは高年収を獲得するためには切っても切り離されないスキルの一つですね。

ITに関連しない好待遇の転職先は？

とはいえ皆さんが必ずしも今までのキャリアの中でITに関連していない仕事をされている方も多いですよね。

そういう方は好待遇の転職先・仕事ってあるの？

以下のような仕事は比較的ITに直接関連しないもので、かつ好待遇ですね。

• 医師・看護師
• 薬剤師
• 理学療法士・作業療法士
• 公認会計士・税理士
• 不動産エージェント
• 営業職
• 建築士

いずれも、必ずしもITスキルがなくとも(勿論あった方がプラスですが)好待遇で転職出来る可能性の高い職種になります。

大半が、いわゆる士業、専門職ですね。

今から資格を取って・・・というのも現実問題ハードルも高い方も多いので、そうした場合は営業職関連か、ご自身の経験を活かせる上記の好待遇かつ求人ニーズが高い会社の募集求人を探してみるのが良いと思います！