転職を考えているけれど、何から始めたら良いのか迷っていませんか?
新卒のときの就職活動とはライバルや企業が見る目も違いますし、何よりあなた自身のキャリアも人とは異なりますので、ここでは成功のために押さえるべきポイントを絞ってお伝えします。
自己分析を徹底しましょう!自己分析のやり方とは?
転職活動は自分という商品を買ってもらう活動ですので、先ず自分自身を深く理解することが基本中の基本となります。
自分を理解するためには、自己分析、ですね。
自己分析って、、なんだっけ?
これは新卒の時の就職活動でも行っている方も多いと思いますので、ご理解されている方も多いと思います。
転職活動においては面接に進んだ段階で尚更、一緒に働くことになる部署の上司が直接面接するケースが多いのでしっかり自分を理解しておいた状態で臨みたいですね。
強みと価値観の明確化
自分の成功体験や得意なスキルを振り返り、どんな環境で力を発揮できるかを確認しましょう。
過去の仕事での成功体験や失敗したこと、仕事を通して何が楽しかったのか、何が苦痛であったのか、何を得ることが出来たのか?
これは面接でも聞かれることでもありますので、きちんと自分なりに過去を振り返って整理しておき、自分の長所、苦手な点、どういった仕事で活躍出来るのか?
過去の経験を振り返り、成功体験や価値観を整理しましょう。
自己分析のやり方ってどうやるんだっけ?
私の場合、新卒の時に仲間と集まってお互いの良い点、悪い点を言い合って自分が気付かなかった面、第三者から見た視点を参考にしたり、将来の夢=キャリアゴールを披露して矛盾が無いか、中途半端な動機となっていないか等を議論して作っていったりしました。
社会人の場合なかなかそのような環境は作れないと思いますので、今までのキャリアを振り返りながら時系列的に達成できたこと、挫折したこと、仕事を通じて嬉しかったことなどを整理、記載していくとまとまってくると思いますのでお勧めです!
キャリアゴールとの一致
現在のスキルや経験が、目指すキャリアゴールにどれだけ一致しているかを分析します。
これにより、今後必要なスキルや経験を把握し、キャリアパスを具体的に描くことができます。
10年間働いた研究で得た知識を活かしていきたいわ。
40歳の時までには自分の研究で世の中をあっと言わせる新商品を開発したい!
これらのポイントを押さえて、自己分析を深めることで、転職活動を効果的に進めることができます。
先ずは長期的なゴールを思い返してみることが大事ですね。
キャリアゴールを明確にしましょう!
キャリアゴールを明確にするべきで、自分に何が足りないか、キャリアのステップも見えてくると思いますし転職活動を成功させるためにも自分が何をやりたい、そのためにはどういうキャリアを踏んでいく必要があるのか?
転職活動を成功させるためには自己分析同様、キャリアゴールを明確にすることも大事な一つです。
将来どうなりたいか?
将来、例えば自分でイメージ出来るのが50歳の時でもいいですし、60歳でも、構わないと思います。
45歳までに一流のAIエンジニアに、俺はなる!
長期的に仕事において自分はどうなりたいのか?
それは出世したい、でも、平社員でも稼げるようになりたい、でも、この会社でやりたいプロジェクトがある、でも構わないと思います。
出来れば将来的な理想への道筋などが自分の中でおぼろげながらイメージ出来ているのがベストですが、そうでなければ本当に自分はこうなりたいんだ!
というキャリアゴールが見えていると、転職活動における行動にも反映されると思いますし面接時にも説得力を持って話すことが出来ると思います。
短期・中期・長期の目標を設定しよう
キャリアゴールを明確にする、で申し上げた通り、ゴールに向けての時期・ステップをどう踏んでいくのか?
これにより短期、中期でやり遂げたい目標、キャリアパスが見えてくると思います。
短期・中期・長期の目標を設定し、それに向けたスキルや経験をリストアップしましょう。
40歳で営業部長になって、45歳までに大きな結果を出して50歳までに役員になるぞ!
自分的な、未来日記を作ることが大事ですね。
大谷翔平選手も小学生の頃からメジャーリーグのMVPを獲る目標を立て、それに向けて短期、中期の目標を達成してきて今があるのですから。
応募する企業群を明確にしましょう!
自分の大切にしている価値観を企業で実現できるか考えてみましょう
転職先を選ぶときは、自分が「ここで働きたい!」と思えるかどうかが大事です。
企業の文化や働き方が、自分の価値観と合っているかを確認しましょう。
例えば、成長できる環境やワークライフバランスを重視しているなら、その企業がそれを提供しているかどうかをチェックしてみてください。
求人のページ見てると何となくだけど自分に合ってるような雰囲気を感じる・・
世の中、あなたが存在を知らなかった企業は山ほどあります。
その中で直感的に魅力を感じる企業は、何かしらあなたが求める要素を持った会社ですので、興味を持ったらもう少し調べてみましょう!
その会社で「自分らしいキャリア」を描けるかをイメージしましょう
応募する前に、その企業で自分がどんなキャリアを積み重ねられるかを想像してみましょう。
この新規事業開発部で、今までの経験を活かした新しい事業を企画したい!
企業のビジョンや取り組んでいる事業が、自分の目指す方向と一致しているかを確認することで、「ここなら自分の目標を叶えられる!」と思える企業を見つけられます。
このように、応募する企業を選ぶときには、自分の価値観やキャリアゴールが実現できるかどうかを考えることが大切です。
応募する企業ってどれくらいの数が理想なのかしら・・・?
初めての転職活動で、どれくらい応募して良いか迷われた場合は転職活動、応募しすぎた!応募の目安は?を参考にしてください。
職務経歴書・面接対策の準備をしっかりと!
職務経歴書の準備は非常に大事です!
職務経歴書と面接は、あなたの魅力を最大限に伝えるためのチャンスです。
自分の強みを具体的なエピソードで伝える準備をしましょう。
4年前の10億円のプロジェクトにおいてリーダーとして社内のステークホルダー調整を仕切り見事に受注した経験からエピソードを作ろうかな?
今までのキャリアの中で今もご自身で覚えているような経験を、少なからずお持ちだと思います。
そのシーンを思い出し、ストーリー仕立てにしたりドラマのように多少装飾しながら自分の強味をアピールできるように出来ると良いと思いますよ!
職務経歴書を見た上で面接官は質問して来ますので、そこにあえて、質問して欲しいようなことを強調して記載しておくのも良いと思いますよ。
面接対策をしておきましょう!
久しぶりの面接となると緊張しますよね。
一流のスポーツ選手もよく言う通り、何事も事前の準備が成否の大枠を決します。
手ぶらで行くのではなく、必ず最低限の準備を行って備えましょう!
1. 自分の価値観やキャリアゴールを具体的に伝える練習
面接では、自分が大切にしている価値観や目指しているキャリアゴールをしっかり伝えることが重要です。
事前に、自分の価値観やキャリアゴールが企業の文化やビジョンとどのように一致しているかを整理しておきましょう。
具体的なエピソードを交えて話すことで、説得力が増します。
「私は将来、新規プロダクト開発において日本を代表するようなサービスを作りたい、それは御社の企業理念でもある「人々の共感を得られるサービス企業」の思いに沿った形で実現できると思います!」
独りよがりな自分の目標、ゴールを伝えるだけでは相手も辟易してしまいますので、自分の思いを面接先の企業だったら何故実現できるのか?
そこをより具体的に説得力のある形で伝えられる準備をしておきましょう。
面接相手は、あなたが論理的に考えられる人かどうかを見てきますので、そこは一貫性のあるストーリーを組み立てておく必要があります。
2. 企業のビジョンや事業内容に対する理解を深める
応募する企業のビジョンや事業内容について、しっかりリサーチしておきましょう。
面接で「なぜこの企業を選んだのか?」と聞かれた際に、自分のキャリアゴールと企業の方向性がどのように一致しているかを具体的に説明できるように準備します。
これにより、企業に対する熱意と適性をアピールできます。
これらのポイントを押さえた面接対策をすることで、面接官に自分の強みと企業への適応性を効果的に伝えることができます。
転職活動を成功させるためのポイントまとめ
- 自己分析
- キャリアゴールの設定
- 応募先企業の選定
- 職務経歴書・面接の事前準備
自己分析、キャリアゴールの設定、応募先企業の選定、そして職務経歴書・面接に対しての事前準備。
この3つをしっかりと押さえることで、転職活動の成功が見えてきます。
さあ、このポイントを意識して、今すぐ転職活動を始めましょう!