サラリーマンがFIREを目指すためには?
10‐20年かけてFIREを目指していくためには普通の会社員であれば以下が大事ですね。
これを繰り返すことによりある程度時間を掛けて回していくことによってリスクを低減しつつ先ずは1億円を目指していくことが出来ます。
①十分な運用資金を貯める ことと ③確実に年間300万円ずつ投資資金を回す
ほぼイコールなことですが、②で増やす前には投資資金を準備することが最初の一歩です。でも、年収500万円程度だと年間300万円貯めることは現実的に厳しいですよね。
そのためにはどう本業の収入を増やすか?所属している会社の給料は、余程恵まれていない限りは普通に働いているだけでは一足飛びに数年で年収を上げることはほぼ不可能なのが現代の日本社会です。
最低限の手持ち資金を貯めよう!
では本業で高収入を得るためにはどうすればよいか?環境を変えることによって自分の市場価値を高めて待遇の良い会社へ転職することが一番です。
「仕事が出来る」ことと「市場価値が高い」ことは実はイコールではないのです。
面接する立場に立てば分かることですが、正直、書類と1時間程度の面接では本当に仕事が出来るのかどうか?までは確実には分からないのです。
面接官の視点としては
「今探している役割の人間として適切そうか?」「ちゃんと働いてくれそうか?」「今までの経験と、今探している役割とマッチしそうか?」
という観点からチェックするのですが、書類と面接を通してある程度求めている業務の知識があってマッチしそうであればOKな訳で、熱意も勿論最後の一押しとしては重要ですが入社後に役に立ちそうかが重要であって、自社にどうしても入りたい、御社のような素晴らしい会社で働きたい!ということばかり話していても「ふ~ん。。。」程度にしか受け取られません。
そのためには職務経歴書を充実させ、求められている役割にマッチしているような内容に仕立て上げた上で「実際に入社したら任せられそうだ」と思ってくれるような内容を伝えることが出来ればそれでOKなんです。
なので、「自分はそんなに仕事が出来る方でもないし、スーパーでもないので転職なんて自分にはハードル高そう・・」と仮に思っていたら、それは大間違いです。
これから年々転職人口も増えてくるでしょうし、逆に行動に移すことが早い人ほど先行者の利益を享受することができる時代なんです!!
なので、FIREしたい→その前に年収を上げたい ということであれば尚更、先ずはその第一歩として転職して年収UPを果たす!これが超重要です。
資金を増やすための転職先探し
その際の転職先選びも超重要ですよね。仕事が出来る出来ないに関わらずある程度のベースの年収というのは会社によって決まってきます。
ですので、先ずは自分の業界・職種に関連する企業・ポジションで、かつ年収が良い企業選びから始めるのが大事です。
一般的には外食産業を始めとしたサービス業、製造業などは比較的年収が低く、一方、金融機関や製薬、IT業界などは年収が高めとなっているので業界選びは超大事です。
その中でも募集していない企業をずっと待っていても仕方がないので、そこはタイミング、運と割り切って先ずはその企業の募集要項にマッチしてそうなところ、かつ年収UPを狙える企業をピックアップし、転職活動を始める=職務経歴書をその企業向けに作っていくことからがスタートですね。
そのため、闇雲に20社、30社と数打てば当たる作戦は働きながらですと相当厳しいので、キャリア採用であれば10社前後に絞って活動していくことが良いと思います。
10社程度であれば、働きながら3,4か月かけて無理のない範囲で進めていけますし、活動を通じて段々、コツなどがつかめてくると思いますよ。
書類選考で落ちたり、面接を通過出来なくても毎回落ち込む必要は一切、ありません。
ただ、落ちた場合の理由を自分なりに理解して、それを次に繋げられるようにしていけば自ずと内定まで近付けているはずです。
継続は大事ですね。仮に最初に狙った10社落ちてしまってもそこで諦めたら折角の活動が無意味になります。
落ち込まず、タイミングと運なんだ、と言い聞かせて継続していけば必ず道は開けていけるはずです。逆に先延ばしにすると年々どんどん、ライバルは増えていくと思った方がいいと思いますので、少しでも転職を考えていらっしゃる貴方、先ずは行動に移すことをお勧めします!
転職後に年間300万円貯められたら、そのお金をどうするか?
バブル崩壊後、年々銀行預金金利は下がりに下がり、超低金利時代に入ってからももう20年近くに・・・当時から「預金から投資へ」と言われてましたが当時から愚直に正しい投資・運用を行っている方は既に億万長者になってる方も多いでしょう。
それくらい、資産運用は重要で、やり方を間違わなければ複利効果によって寝ている間にお金が勝手に働いてくれて増えてくれます。
一般的には3,000万円以上を運用していれば投資効果は加速していくといいますね。
未だに40以上の方でも「株式=ギャンブル」という固定観念に縛られ、または投資を始めてみようと思っても嫁ブロックにあって投資を始めることすらできない・・・そういう方が結構いらっしゃるようです。転職もそうですが何事も、行動に移した人間が良い目をみる、そんな時代です。
いろいろな投資に関する本や記事が世の中氾濫してますが、私が断言出来るのは、余程投資の才覚=センスが無い限り、積立による複利効果による資産形成が間違いないということです。厚切りジェイソンさんの話題も数年前より世間を沸かせてますが基本的な考えは同じです。
投資とか株式とかって・・・怖くない?
何事も最初は怖いですよね。でも、次の方法であれば投資に付き物のリスクを減らして資産を増やしていける可能性は非常に高いです!
積立によるメリット→ドルコスト平均法によって取得価格を平準化することにより損失を出すリスクを減らす。かつ高配当銘柄への投資によって更に取得価格を平準化しつつ定期的に配当を得、それをさらに投資(再投資)していく。数年に何度かは株式市場の暴落がありますが、5年前後以上のスパンで積み立てを行っていけば大きな損失を出すリスクを減らしつつ、銀行預金の何百倍もの利益を生み出すことが可能なのです。
個人的には労働収入以上の配当を得られることになったらFIREしようかと考えてます。例えば運用額を5,000万円とし、かつNISAを考慮しないで年間5%→税引き後4%の配当を得られるとすると年間で200万円になります。
こうなると、労働収入からの余剰資金の投資と配当からの再投資で年々、500万投資に回せることになりますので単純計算では5年間で2,500万円以上プラスとなります。この金額には再投資からの配当収入を加味しない単純計算なので、それも含めて考えると約7,708万円。このペースで続けていった場合、9年目には約9,991万円になるのです。
FIREに早道はありません。
短期間で達成している人は相当なリスクを取って成し遂げてます。なので、この記事での方法はリスクを極力低減して時間をかけて達成する方法です。
そして上記の計算は決して大げさではなくどちらかというと控え目。保有資産の値上がりは全く考慮していないので、高配当銘柄かつ長期保有で値上がりも狙える銘柄を選定していれば9年もかからずに億まで増やすことは可能です。
一番良いポートフォリオとしては、高配当銘柄の積み立てと米国株式のインデックス(S&P)を組み合わせることにより相対的にリスクが低くかつ値上がりも見込める最適な組み合わせだと思います。
一番の注意点としては、積立期間中は値下がりしても決して売却しないことです。逆に積み立てによるメリットは値下がりした安く購入できるタイミングで多く買い付けを行うことにより取得価格を大幅に下げることが出来ますので、次の大きな値上がり時に大きな含み益を得ることが可能となります。
何事も美味しい話はありません。
どうしても人間、楽していい目を見たいと思います。あなたがこの記事を見たということは、少なからず投資で儲けたいとかFIREに憧れがある、ということかと思いますが資産を増やすといった話は古今東西、情報を得ずにおいしい話に食いつく人は山ほどいて、そして痛い目にあって「投資はこわい」という話を撒き散らしてます。
怖いのは、すぐに人の話を信じて自分の頭で理解せずに始めてしまうことです。
この記事のようなお話は、あまり派手さがなくてそんなにビュー数も稼げないからか意外と見ることはありませんが真面目に働きつつ時間を立ててでもいいので資産を増やしていきたい、そんな方には参考になると思います。
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